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学校紹介

卒業生の活躍

エリアス 明日香さん

エリアス 明日香さん
(1997年卒業)
[キャンパスガイド2023掲載]

負けない心で勇気の演奏を届けるクラリネット奏者。

 幼少の頃から音楽を学び、小学校ではアンジェリック・ブラスバンドに所属。6年生でバンド長を務め、創部以来初の日本一を勝ち取ることができました。中学2年生の時、クラリネット奏者になると決意。国立の大学への受験を目指しますが、結果は最終試験で不合格。結果発表の数日後、まだ心が晴れない中参加した高校卒業式の際、創立者が「十年一剣を磨く」と激励してくださり、前を向いて頑張ろうと決意しました。
 卒業してすぐ、クラリネットの恩師より海外で学ことを勧められ、大変有名な先生方より指導を受ける機会をいただき、学園卒業から1年も経たない内にニューヨークへ旅立ちました。その後、大学を首席で卒業し、名門ジュリアード音楽院の大学院を修了することができました。日本の大学に入れず、道が塞がった気持ちでしたが、努力の末もっと良い未来を掴み取ったこの体験は私の原点です。
 2020年3月、ニューヨークはロックダウンに。先の見えない今こそ、たった一人でも誰かの希望になれたらと、演奏した動画の配信などに取り組みました。苦しい時も、私には「負けじ魂」があります。勝つこと以上に、自分の弱い心に負けない。それが一番大切であると学園時代に教えていただきました。

竹中 智さん

竹中 智さん
(2004年卒業)
[キャンパスガイド2023掲載]

人々に夢と希望を与えるエンタメ業界で働く。

 4年生から所属したアンジェリック・ブラスバンドでは、練習になかなかついていけず、人と比べて焦り、一喜一憂することもありました。それでも周囲に追いつこうと努力し、6年生の時には全国優勝を果たすことができました。
 現在は、キャラクタービジネスを扱うエンタメ業界で働いています。幼い頃から大好きで、中学3年生の時にその企業で働く方のお話を聞いた際、教育とエンタメをかけ合わせた価値を生み出すとの考えに心を打たれたからです。関西小の、正しいことを教わるだけでなく「なぜ」「どうして」を自分で考え、行動する癖をつける教育や、モットーである「ねばりづよい子」、そして「負けじ魂」は仕事でも活きています。これまでを振り返ると、小さい頃から壁にぶつかっては、何としても結果を出そうと這い上がってきました。私にとって負けじ魂は「逆境を跳ね返す力」です。それが根付いたのは、どんな状態でも私の可能性を信じ、本気でぶつかってくれた先生方や友人たちのおかげです。たとえ私が諦めそうになっても、努力の末に目標を達成する姿を周りが信じ、引っ張ってくれました。素晴らしい人に恵まれた関西創価は、私の原点です。

藤井 伸夫さん

藤井 伸夫さん
(2006年卒業)
[キャンパスガイド2023掲載]

病気だけでなく、心も治す歯科医師をめざして。

 5つ上の姉が楽しそうに通う姿を見て、幼いながら入学したいと思いました。4年生からはジュニア・タイガース(野球クラブ)に所属し、野球の技術とともに、礼儀や挨拶など、人として大切なことを多く学びました。同じ頃、祖父が闘病しており、お見舞いのたびに「伸夫のような優しいお医者さんがいてくれたらね」と話してくれたことがきっかけで、将来は医療の道へ進もうと決意。猛勉強の末、歯学部に現役合格し、現在歯科医師として働いています。
 私がここまでこれたのは、学園の先生方や友人、何より両親のおかげです。周囲のあたたかい励ましで諦めずに頑張り続けられました。また、学園で学んだ負けじ魂が大きな原動力です。社会に出て挫けそうな時も、絶対に負けてなるものかと強い気持ちが出てきます。診療や治療の際は、リスクの話もした上で「私も全力で治療に当たるので、一緒に頑張りましょう」と伝えています。優しさだけで病気を治すことはできませんが、話を傾聴し、心に寄り添い、適切な処置ができるよう技術を磨いています。「他人の不幸のうえに自分の幸福を築くことはしない」との創立者の言葉を胸に、病気だけでなく心も治すことのできる人をめざして挑戦を続けていきます。

吉田 正城さん

吉田 正城さん
(2014年卒業)
[キャンパスガイド2023掲載]

箱根駅伝制覇へ導く陰の立役者。

 私にとって、6年間小学校に通うことは大きな挑戦でした。憧れだった関西小での学校生活はとても楽しかったのですが、4年生の頃から、自身の環境の変化に適応できなくなり、学校に行ったり休んだりを繰り返すようになりました。そんな私を、友人や先生方は手紙や家庭訪問を通して励まし続けてくれました。また、両親も私のために時間を割き、寄り添い続けてくれました。そして6年生の途中から毎日登校できるようになったのです。こんなにも人のために尽くしてくれる人がいる関西小に入学でき本当に良かったです。いつか必ず恩返しするんだと強く思っています。
 中学校からは6年間陸上部に所属。高校3年の夏のインターハイの後、創価大学駅伝部よりマネージャーとしてのお誘いを受けました。学園の陸上部の監督からも後押しを受け、挑戦を決意。今は、駅伝部で主務という立場で日々挑戦しています。支えてくださっている方々に勇気や希望を与えられるように、そして、小学校の時に決めた「恩返しの人生」「大勢の人を幸せにする人生」を実現できるよう努力を続けていきます。

藤野 美紀子さん

藤野 美紀子さん
(2018年卒業)
[キャンパスガイド2023掲載]

小学校での経験を原動力に目標はビブリオバトル全国優勝。

 関西創価は、無限大の可能性を開いてくれる学校です。小学校の先生方はとにかく優しく、授業と関係ない素朴な疑問も調べて次の授業で教えてくれたり、小さな頑張りを最大限に褒めてくれたりと、もっと勉強したい! もっと頑張りたい! との気持ちを引き出してくれました。こうした些細な出来事にも、一人の人として大切にしてもらえている感覚がありました。特に、5、6年生の時はたくさんのことで悩み、自分を卑下することが多かったですが、担任の先生が誰よりも私の可能性を信じ、ずっと励ましてくださいました。その思いに応えようと全力を尽くしたことで、難しい課題を乗り越え、力が大きく伸びたと思います。児童一人ひとりのことを理解し、励ましてくださる先生方のもとで一生懸命頑張った思い出は、中学・高校でも原動力になっています。
 今はビブリオバトルを頑張っています。前回は大阪府代表として全国大会に出場することができ、次こそは必ず日本一を取りたいです。そして将来は、私をここまで育ててくれた恩返しとして、世界で創価教育を伝えて行ける人になりたいです。

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