
関西創価小学校
2025.12.19
関西創価小学校
ユネスコスクール
SDGs

11月20日、6年生が人権学習の一環として、ユニセフ協会の方を講師にお招きし、ユニセフ出前授業を実施しました。
本校はユネスコスクールとして、「人権の尊重」や「国際理解」を大切にした学びを進めています。本授業は、世界の現状に目を向け、児童一人ひとりが「今の自分にできることは何か」を考えることを目的に行いました。
授業では、ワークショップ「世界の多様性(100人の村)」に取り組みました。地域、識字率、所得などの違いが示された「役割カード」を用い、世界の人口を100人の村に置き換えて考えることで、世界が抱える課題や不平等について、実感をもって学ぶ時間となりました。児童からは、「同じ世界に生きていても、置かれている状況が大きく違うことを初めて知った」「自分にできる行動を考えたい」といった声が聞かれました。
また、11月30日には、6年生の希望者が「ユニセフ ハンド・イン・ハンド(街頭募金)」に参加しました。京阪電車枚方市駅南口やロータリー周辺で、募金への協力を呼びかけると、多くの市民の方々が足を止め、温かい真心を寄せてくださいました。学びを行動につなげ、人と人とのつながりを実感できる、貴重な経験となりました。
今回の出前授業と募金活動は、世界と自分をつなげて考える大切な学びとなりました。これからも、子どもたちが「知ること」「考えること」「行動すること」を重ねながら、よりよい社会について学んでいきます。